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2006年 08月 27日
前回取り上げたゲド戦記「テルーの唄」の作曲と知って、急に谷山さんが懐かしくなってしまいました。昔はラジオや雑誌の連載なんかで目・耳にすることも多く、特にレコードを持ってたわけではないんですが、なんとなくファンだったのです。
それで、これを機会に1枚買ってみようと思い立ち、手に取ったのが本人選曲のベスト「カントリーガール」('90)。・・まずは、ジャケット写真に釘付けになりました。こ、こちらを見つめる目線が怖いです、、、。かといって目線をはずすのも怖い、、、(^^; さらに帯も凄いです。 “あっぱれヒロコ晴れ。”って...。 不思議系のイメージのある方とはいえ、それを堂々と押し出してくるとは・・。 なるほど“あっぱれ”なのかもしれません。 あまりのインパクトに、棚に戻せなくなってしまいました、、。 ◆カントリーガール('83) あれっ?谷山さんって、こんなに“ヘタウマ”系でしたっけ?..。いや歌声はね、こういう持ち味でした。歌詞は谷山さん版「木綿のハンカチーフ」というところ。伴奏にバンジョーが入っているとは今回初めて知りました。 ◆風になれ ~みどりのために~('84) 「緑のサクロン」だったかな?薬のCM曲だったと思いますが、目を閉じると、たおやかな森林のイメージが広がってくるような曲です。 ◆うさぎ('85) この歌は沁みますね。うさぎに例えた愛おしさと痛々しいほどのせつなさ・・。 ◆猫の森には帰れない('77) 昔聴いてた谷山さんのラジオ番組がありまして、そのテーマ曲でした。小学校高学年の頃だったか? 記憶があやふやなので調べてみると、タイトルは「谷山浩子のニャンニャンしてネ!」('82~'85)...今思うともの凄いタイトルです(^^; 谷山さんはラジオのパーソナリティとしても有名で、オールナイトニッポンの2部もやっていたのです。 曲はというと、谷山さんの“不思議系”なセンスを代表する名曲ですね。つい口ずさんでしまいそうになる魔力があります。 それにしても、作詞作曲のセンスはさすがですよね。「テルーの唄」をはじめ多数の提供曲があるのもうなずけます。 同時期の中島みゆき、大貫妙子、矢野顕子といった人に通じるイメージの曲もあって、いまさらながら、偉大なシンガーソングライターの一人なのだと再認識させられた次第です。 カントリーガール 谷山浩子 / ポニーキャニオン ISBN : B00005FPVN
by umanoshiri
| 2006-08-27 13:34
| 谷山浩子
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